花粉の侵入予防にも便利な「不織布マスク」
花粉の侵入予防にも便利な「不織布マスク」
家庭用マスクやサージカルマスクとも呼ばれており、ドラッグストアをはじめとした各所で販売されています。また、個包装された衛生的なもの、安いもの、大きめ・小さめなどサイズも多様でどれを選ぶか迷ってしまいますよね。
不織布マスクは、ウイルス飛沫対策や花粉の侵入予防などで高い効果を発揮するなど、布マスクに比べるとフィルター性能が期待できるのがなによりもメリットです。
最近では、シルク配合の素材でつけ心地もやさしく、カラー展開が豊富なファッション性に優れた商品も販売され、不織布マスクのデメリットとされる要素も改善されつつあります。
使い捨てマスクの選び方
使い捨てマスクを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
マスクの形状で選ぶ
使い捨てマスクの形状は、主にプリーツタイプと立体タイプに分けられます。使うシーンをイメージしながら、自分に適した方を選んでみましょう。
会話する機会が多い人に適した「プリーツタイプ」
プリーツタイプは口元を動かしてもずれにくいことが強みであることから、人と話す機会が多いときにおすすめ。オフィスや学校でマスクをしたまま過ごすときにもうってつけです。
着用前にプリーツを広げて調整する手間はかかりますが、主流のマスクの形状なので、ストレスなく気軽に使いやすいマスクといえます。
呼吸が楽でメイクも落ちにくい「立体タイプ」
立体タイプは口元にゆとりを持たせた形状で、呼吸も楽で息苦しさを感じにくいのが美点。唇とマスクが密着しないのでメイクが落ちにくく、女性にはうれしいポイント。
万人の顔の形状にフィットしやすいようつくられており、タテにふたつ折りされた生地を広げるだけで顔にフィットさせることができます。プリーツ幅を調整する手間が省けるので、より気軽に着用したい人におすすめ。
花粉やウイルス対策など、認証マークを目安に適切な性能のフィルターを選んで
花粉やウイルス飛沫対策など、目的に合わせて適切なフィルター性能を選びましょう。謳い文句だけで判断するのではなく、専用機関の認証があるかどうかを確認しましょう。VFE(Viral Filtration Efficiency)とは「ウイルスろ過効率」を示します。咳・くしゃみをともなう水分を含んだウイルスの飛沫(ひまつ)などを対象とし、約0.1~5マイクロマートルのウイルスが含まれた粒子がどれくらいろ過(捕集)できたのかを表しています。
「VFE99%」という表記であれば、約0.1~5.0マイクロメートルのウイルスが含まれた粒子を99%ろ過できるマスクでるといえます。