施設の中でウイルスを広げないために

感染予防対策のポイント基本 利用者の感染症が不明であることを前提に標準予防策を遵守 ① ケア前後、 1ケア毎に手指衛生 • 食事介助前後、排泄(おむつ交換を含)医療処置前後 など ② 手袋やビニールエプロンは利用者毎、ケア毎に交換 • 手袋やビニールエプロンを外したら手指衛生を行う

③ 入所者の手指衛生 • 自身でできない場合は、ウェットティシュや擦式手指消毒薬を 活用し介助する

拡げないためにどうする?

防護具をつけよう ② 環境を整えよう ③ 入所者のマスク着用はどうしたらいいの ④ もしも、有症状者がでたら

防護具をつけよう

① 使い捨てエプロンや手袋はどうしてつけるの? • 唾液や排泄物に触れるケアをするとあなたの手や体にウイルスがつく 危険性がある • そのついたウイルスを人や環境に広げる可能性がある • あなた自身も感染する可能性がある

防護具の着け外し

  • ケアの直前ケアをする場所の近くでつける 使い捨てエプロンや手袋をしてウロウロしない • 色々なところに触れたりするとウイルスがつく可能性が高まる

② エプロンや手袋などはケア終了後速やかにウイルスに触れるこ となく外しゴミ箱へ • 手袋は直に手袋の外側に触れないように注意深く外す • フェイスシールドは外側に触れないように外す • エプロンは外側の面が内側になるようにしてたたんで捨てる

③ 外した後は、石けんと流水で手を洗う ④ エプロンや手袋の使い回しはだめ

手袋の外し方

・外 側 をつまんで片 側 の手 袋 を中 表 にして外 し、まだ手 袋 を着 用 している手 で外 した 手 袋 を 持 っ て お く。 ・手 袋 を脱 い だ手 の指 先 を、もう一 方 の手 首 と手 袋 の間 に滑 り込 ませ、そ の ま ま引 き 上 げ る よ う に し て 脱 ぐ 。 ・2 枚 の 手 袋 を ひ と か た ま り と な っ た 状 態 で そ の ま ま 廃 棄 す る 。

ガウン・エプロンの外し方

手指消毒してひもを外し、(素材によっては胸元を持って引きちぎる)ガウンの外側には触れないようにして首や肩の 内側か ら手を入れ、中表にして脱ぐ。小さく丸めて廃棄する。

手指消毒して胸元を引っ張り首の後ろにあるミシン目を裂き、腰ひもの高さまで外側を中にして折り込む。内側から左 右の裾を腰ひもの高さまで持ち上げ、外側を中にして折り込む。後ろの腰ひもを切り、小さくまとめて廃棄する。